説明会や面接などでたくさんの学生さんと顔を合わせるなかで、就職氷河期だった私たちと比べて色々な選択肢があるぶん、迷っている人が多いのかなと感じています。そのなかでエデュースを就職先の候補に残してくれた学生さんには後悔してほしくないので、説明会ではしっかりと「エデュースの雰囲気」や「働く人」について理解してもらえるように心がけています。
働く前の不安はあって当然です。実は、私はエデュースが新卒を採用した最初の世代で、入社する前は「仕事を丸投げされたらどうしよう」とか「教育してくれるのだろうか」と不安を抱いていました。けれど、入社すると先輩方は大歓迎。入社後は時間をかけて研修やジョブローテーションを実施してくださいました。会社で良い人材を育てることで、学校様により良い提案をできるようにし、業務を改善することで日本の教育をより良くしていく。新卒採用を始めた当初から、そのような思いがエデュースの社内教育の根幹にあります。

エデュースは特にニッチな会社なので、正直、詳しく知っている人はほとんどいませんね（笑）。応募段階では、名前を聞いたことがあったという人も少ないと思います。ただ、私たちは説明会の時点ではそもそも「エデュースのことをどのくらい知っているか」という点は重視していません。エデュースが新卒を採用する大きな狙いは「今後10年を担ってくれる人材を採用する」ということ。キャリアアップして、経営の一端を担ってくれる人やそれを目指してくれる人と一緒に働きたいと考えています。
また、エデュースは学校業界に特化していますが、入社する際は教育業界への強い想いや知識は必要ありません。仕事をするなかで自分とエデュースの役割を知り、自分がやるべきことと目標を見つけて頑張ってほしいと思っています。実際に私も、就活生の時は、教育業界に強い想いがあったというよりは、若いうちから色々な経験を積み、力をつけていける会社で働きたいという理由で、エデュースを選びました。
面接では「学生時代に頑張ったことはなんですか？」という質問から、どのような成果があったのか、どのような経験を得られたのかといったことをお聞きできればと思います。大きな成果を期待しているわけではありません。自分なりに努力したエピソードと、ちょっとした成長を実感したお話などを伺うことで、人となりを知れたらと思っています。

一人一人のキャリアを実現するために、全力でサポートし、最終的には、どこに行っても活躍できる人材を育成していくことが会社の一つの指針となっています。
私は入社してから約6年コンサルティング部で働いていましたが、率先して研修会に講師として登壇するなど多くの経験を積ませていただきました。その経験は、今でも説明会の場に立つときに役立っています。どの部署でも、若いうちから色々な経験を積み、成長していけるところもエデュースの魅力だと思います。
また、今の職種にキャリアチェンジする時に、うちの会社は、真剣に個人のキャリアに向き合ってくれる会社だと実感しました。
コンサルティング部で、お客様と直接関わり、課題解決の支援をしている中で、人材に対する興味を持つようになり、自社の人材育成や採用などに携わっていきたいと考えるようになりました。エデュースでは、自分のキャリアについて、上長に相談できる機会が日常的にあるので、まずは上長に相談をしたところ、とても親身になって、今後のキャリアについて一緒に考えてくれました。その後、人事などとも面談を重ね、最終的に、会社内で私のキャリアを変える環境を整えてもうことができました。当時は社内でのキャリアチェンジの前例があまりなかったため、まさか部署を異動して、人事のキャリアを積んでいけるとは思っていませんでした。私も常々「エデュースが好きだから、出来ればここで働きたい」と思っていたので、とても嬉しかったのを覚えています。今では、キャリアチェンジをしたい社員を後押しできるよう、会社としての制度も整ってきています。もちろん、その時の会社の状況や本人の適性によって、希望がいつも叶うというわけではないのですが、エデュースはそのくらい社員一人の成長と向き合って、個人の意思を尊重してくれる会社です。

学生さんそれぞれだとは思いますが、教育業界のなかでも教育系のIT会社やコンサルティング会社はたくさんあります。ただ、教育「も」している会社では入社後に教育業界に関われるかどうかは分かりません。その点、教育業界に特化しているエデュースであれば何らかの形で、教育業界で働けることが決まっていることが大きな理由の一つだと思います。

説明会や面接では、学生さんたちのことを知りたいと考えていますし、私たちのことももっと知ってほしいと思っています。緊張するのは当然ですが、そのなかで少しでもお互いが本当に理解しあえる場をつくっていきたいと思います。教育業界に強い想いが必要なわけではありません。私たちの事業や理念に少しでも共感できるところがあれば、ぜひお気軽にドアをノックしてみてください。