コンサルタントとは
「コンサルタント」という職種を耳にしたことがある方も、実際にどんな仕事なのか具体的なイメージが固まっていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。辞書で調べると、以下のような意味が出てきます。
ある分野についての経験や知識を持ち、顧客の相談にのって、指導や助言を行う専門家
・・・やはり少しイメージがつきづらいかと思います。
よく、説明会の際にお話しているのは、「コンサルタント」と「お医者さん」は似ているというお話をさせていただきます。
「お医者さん」は、自身の知識や経験を総動員して、患者さんの症状をみて、その人にあった治療や投薬を行いますよね。
同じ熱という症状でも、その症状の原因は人によって異なり、治療方法も変わってくるかと思います。
「コンサルタント」も同じで、自身の知識や経験を総動員し、お客様の状況をお伺いして、その課題を解決するための方法を考え実施していくのがコンサルタントのお仕事です。
つまり、自分自身が商材となる、それがコンサルタントとも言えます。
また、一重にコンサルタントといっても様々で、世の中には「〇〇コンサルタント」という職種がたくさん存在します。
一例をあげると、経営コンサルタント、ITコンサルタント、人事コンサルタント、キャリアコンサルタントなど、テーマごとに専門領域を持ち、活動をしていています。
コンサルタントの仕事・フロー
先ほど様々なコンサルティングがあると述べましたが、どんなコンサルティングであれ、基本的な仕事の始まりから終わりは大きく変わりはありません。
基本的には課題解決に向けたご相談を頂いて、一緒にお仕事をさせていただき、お金を頂戴するというのがコンサルタントの仕事です。
【プロジェクト受注までの流れ】
①営業活動
顧客が何に悩み、何がテーマに上がっているかを推定し、情報提供・認知促進を行います。このフェーズは営業がメインとなって動くケースが多いです。ここでは、お客様から提案の依頼をいただくことがゴールとなります。
②ヒアリング
お客様から提案依頼をいただいたら、依頼をうけた内容について、お客様のご要望や課題を明確にすべく、お客様先に出向きヒアリングをします。ヒアリングは1度で終わることもあれば、複数回行うこともあります。
③提案書作成
ヒアリングの内容を基に、課題を解決するための方法を社内で検討し、その結果を提案書へ落とし込みます。
④プレゼンテーション
提案書を基に、お客様にプレゼンテーションを行います。お客様が複数のコンサルティング会社へ打診ししていた場合、提案書で2~3社に候補を絞り込み、コンペ(入札)を行うこともあります。
【プロジェクトの流れ】
⑤プロジェクトチームの立ち上げ
お客様に提案を受け入れていただき、正式に受注が決定すると、いよいよプロジェクトチームが結成されます。あわせてお客様にもプロジェクトメンバーの選出を依頼し、お客様と一緒にプロジェクトを進めていきます。
⑥キックオアフMTG
プロジェクトチームが発足したら、まずは全員が集まって顔合わせを行いないます。キックオフミーティングでは、今回のプロジェクトのゴールの再確認や、スケジュールの確認などを行います。
⑦調査・インタビュー/仮説の構築・検証
調査、(クライアント、競合等)へのインタビューを行い、その結果を分析し、仮説と検証を繰り返します。
⑧中間報告・最終報告
中間報告では、解決すべき課題点と解決の方向性をお客様に報告します。中間報告で、お客様から合意を得たのちは、課題の具体的な解決方法を考えていきます。必要に応じて資料の収集・分析やヒアリング等を行い、解決方法を絞り込んで実行プランを作成します。この実行プランを最終報告会で発表し、方針を決定してプロジェクトが終了となります。
⑨実行支援
お客様のご要望に応じて、最終報告で決定して方針を実現するために、実行支援を行うこともあります。プロジェクトの進捗管理をするための定例会、組織を動かしていくための教育・研修等、支援の方法は様々です。
エデュースのコンサルタント
●学校経営支援×コンサルティング
学校法人経営のコンサルタントとして、学校が抱えるあらゆる経営課題の解決策立案から実践までを担って頂きます。学校業界に対する専門性や、客観的な立場を活かした「調査提言型」の支援、「研修講師として」の研修企画実施、顧客のプロジェクトチームに対する「アドバイザーとしての助言型」の支援等、ご支援のあり方は多様になります。
【具体的な業務】
・経営再建支援、財務改善、事業、会社設立支援、大学院設置支援
・学生募集マーケティング支援、マーケティング調査等
・業務改善、IT化支援、システム導入支援等
・学校人材育成を含めた組織改善、人事組織制度設計等
・経営課題をテーマとしたセミナーやイベントの企画、運営
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●営業部とコンサルティング部での仕事の違い
営業部は、お客様からご発注をいただくことをゴールに、案件に関わります。一方でコンサルティング部は、お客様から発注をいただいた後、実際に案件を進めて行くことがメインの業務となります。
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●最後まで寄り添う
エデュースのコンサルティングの特徴は、報告書の提出で終わらないことです。実施、運用まで見据えた提言をし、マニュアル作成等を行い、さらには課題が解決され、学校が自立して運用できるようになるまで、継続的に支援をすることです。つまり、成果を出すまで支援をすることを目的としています。お客様と二人三脚で目標に向かって取り組むため、学生募集で数値が改善される等の成果が出た時は、とてもやりがいを感じることができると思います。